ムジゲ(虹)の便り |
ソウルはホワイトクリスマスでした、来年はどうなることでしょう |
クレト 中村 道生 神父 |
こ主のご降誕と新年のお喜びを申し上げます。 今年も残すところ後わずかとなりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。降誕祭の朝、ソウルは一面真っ白な雪に覆われ、文字通りホワイト・クリスマスとなりました。今韓国は、希望と不安を抱えて新年を迎えようとしています。 希望は次期大統領にまったく新しいタイプの盧武鉉(ノ・ムヒョン)氏が選ばれたことです。彼はまだ56歳の若さです。それに、最大のライバルだった李会昌氏は政界引退を表明したし、選挙のために肌の合わない鄭夢準(チョン・モンジュン)氏と無理な連帯を組んだのですが、彼も自分の不始末で脱落してしまったので、政権運営はずっとやり易くなったのではないかと思われます。国民の支持、特に若い人たちの人気は圧倒的なものがあります。 http://japanese.joins.com/ui/pages/vote.htm 不安は言うまでもなく、北朝鮮の核開発に向けた一連の危険な行動です。対話の姿勢から一気に対決の姿勢に転じた背景に何があるのでしょうか。内部的には緊張を高めて国民の不満を外に向け、外部的にはアメリカを交渉のテーブルにつかせて政権の安定と援助を獲得しようとしていると見られています。 http://www.kamiura.com/new.html 私は最近朝早く起きてロザリオを繰りながら散歩することがあります。実は毎日続けようと思って始めたのですが、1日置き、2日置きとなり、今は1週間に1回くらいになりました。来年からはまた頑張ろうかと思ってはいますが。どうなることか。 |