写真集 枝の主日イヴ (1) (2) |
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4月3日 |
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アンジェロ 春山 勝美 神父 |
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「イヴ」と聞けばクリスマス・イヴのことと思うでしょうね。辞書によれば、重要な出来事の或いは祭日の「前日」とあります。普通名詞としても使われます。今年は復活祭がカトリックとオーソドックスで4月8日、同じ日なのです。それで、3月31日はキリストのエルサレム入城を記念する枝の主日「前日」でした。今回はその日の午後、キリスト復活大聖堂での諸教会を写真集で紹介します。 | |
この数十年、大聖堂は、日中、閉ざされることはありません。これは60年代から始まった改修工事のための臨時処置です。以前は午前11時半から午後2時まで閉ざされていました。この間、午後1時、堂内のオーソドックスは心置きなく祭壇を献香してまわるのです。しかし、重要な祭儀のため、総大司教が荘厳に入堂するとき、直前に大聖堂の扉は閉ざされます。そして、一行が到着すると開けるのです。(写真1:大聖堂開門)。外套を脱ぎ、身支度を調え、救い主の遺体が清められた岩で主の受難に思いを馳せます。そして立ち上がった総大司教を院長が出迎え、総大司教は祝福します。(写真2:出迎えの信者の祝別)。 | |
Te Deumが歌われる中、空の墓に入り、復活の信仰を新たにし、聖堂に向かいます。(写真3:総大司教退出)。最初の入堂はいつもカトリックです。そして、カトリックと同じように、「遺体を清めた岩」で主の十字架の死を崇敬し、お墓に入り主の埋葬を悲しみながらも復活の喜びにひたり、それぞれの聖堂に向かいます。ギリシャ。(写真4:ギリシャ入堂)。コプト。(写真5:コプト入堂)。 |
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シリア。(写真6:シリア入堂)。この日、ギリシャは大聖堂内の祭壇を二人の助祭と二人の侍者とで荘厳に献香します。(写真7:ギリシャ荘厳献香)。ギリシャのここでの献香が済むと、アルメニアが入堂します。 | |
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(写真8:アルメニア入堂)。アルメニアの入堂が確認されるとカトリックのオルガンが鳴り響き、キリストの受難・死・復活を記念する行列が荘厳に始まります。まず、私たちの聖堂、復活したキリストが聖母とであった聖堂で、聖櫃に献香し、聖堂の右に安置されている「鞭打ちのため、結わいつけた柱」で祈ります。(写真10:聖堂で)。 | |
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そして、行列が始まります。(写真11:行列始まる)。いつも、総大司教が香炉に香を入れます。「キリストの牢獄」で香炉を待つ司式者たち。(写真12:牢獄)。 | |
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ここでの祈りが済むと、行列は動き出し、「衣服が引き裂かれ、くじ引きにされた」聖堂へと進みます。(写真13:行列)。
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