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兄弟根本昭雄:第32回医療功労賞を受賞

南アフリカで働く兄弟根本昭雄が読売新聞社主催の第32回医療功労賞を受賞しました。3月19日に急遽来日し、22日帝国ホテルでの授賞式に出席しました。 

関連リンク:聖フランシス・ケアセンター

医療功労賞18人を表彰

 厳しい環境下で長年医療に従事し、顕著な功績を挙げた人を表彰する「第三十二回医療功労賞」(読売新聞社主催、厚生労働省など後援、エーザイ協賛の中央表彰式が二十二日、東京・帝国ホテルで行われた。
 式には、南アフリカでエイズの末期患者のためのホスピス職員をしている根本昭雄さん(72)ら受賞者十八人が出席。全員に厚生労働省の竹本直一政務官から厚生省労働大臣賞、石黒尭・読売新聞東京本社取締役事業局長から読売新聞社賞がそれぞれ贈られた。
 受賞者はこの後、皇居を訪問。天皇、皇后両陛下から長年の労をねぎらう言葉をかけられた。(読売新聞2004年3月23日朝刊より)

海外部門 (1)

受賞者を代表して挨拶 (2)

食前のお祈り!?(3)

写真:阿部慶太ofm 海外宣教事務局の兄弟クラウディオと (4)

読売新聞2004年3月16日朝刊「第32回医療功労賞 全国表彰18人の横顔」より

南アでエイズ患者をケア
根本 昭雄(72)
  末期エイズ患者ホスピス職員一九九一年に南アフリカで活動を開始した。現在、エイズ患者のためのホスピスで、献身的なケアにあたる。毎日朝晩二回、すべての患者を見回りマッサージやカウンセリングを行う。週に一度はバスを運転し、礼拝の行われる教会に患者たちを連れていく。これまでにみとった患者は数百人に上った。さまざまな福祉活動に取り組み、スラムでは食料・資金の援助、相談活動も。「エイズは人ごとではない身近な問題」。青少年を対象にエイズ予防教育も実施する。<東京都港区>