OFM-J Weeklyアルバム   

ブラジル訪問

平和と善!

ウーベルランジアの正義と平和の国際会議に出席する前に、長谷川、阿部両氏がCampo Grande のシスターと私を訪問してくれました。
シスターは「
聖マリアの汚れなき御心のフランシスコ姉妹会」という、日本で一番長い名前を持つ修道会だそうで、南マット・グロッソ州の州都Campo Grande には、ブラジルで二番目に多くの沖縄出身者が移住しているので、沖縄のことばを話す宣教者が必要でした。

それでこの修道会にきてもらい宣教を手伝ってもらっています。現在は、日本語、沖縄語(ウチナーグチ)両方を話せる人は、非常に少なくなり、日本人会に招かれて日本語のミサを捧げても、日本語で答えが返ってこなくなりました。急激に移民の数が減少しています。
兄弟 チト 小川 満

 

カンポ・グランデの様子

兄弟小川が働くブラジルの管区本部修道院、毎月兄弟の集まりがあります

司牧する地区へ向かう途中の道を牛が横切ります


家の祝別をする兄弟小川

こどもたちへのカテケジス

 

イタポランの小教区。兄弟小川の担当です。このほかのチャペルをあわせると信徒数は万単位に。

信徒数も多いので、聖体奉仕者も多くミーティングも良く行われています。

 

夕方のミサの様子

2006年1月30日から2月8日までJPIC International Congressがブラジルのウベルランディア行われたため、私達(長谷川、阿部)2名はブラジルで宣教している兄弟小川を訪問し宣教の様子を視察しました。
現在、兄弟小川は、南マットグロッソ州のイタポラン市の小教区の主任司祭として働いています。ブラジルでは主任司祭は市の公式行事や学校の卒業式等にも出席するなど教会以外の公的な仕事がたくさんあります。

ブラジルの教会は信徒数が多いので、聖体奉仕者やカテケジスのグループや司牧のためのグループも多く、その信徒養成の仕事も大きなウエイトを占めています。兄弟小川の宣教するブラジルの小教区の様子を見ながら信徒養成が進んでいるのと教会の層の厚さを感じました。信徒数が多いので当然なのですが、信徒による司牧の方法は参考になる部分も多いと思いました。

また、国土の広いブラジルなので、司牧する範囲も広く、地平線の見える道を車で飛ばして移動することも多く、司牧だけでもかなりのハードワークだと思いました。

1978年以来ブラジルでの宣教を始めて今年28年目を迎えた兄弟小川は、今年12月末に3年に一度の休暇で帰国しますがブラジルでの宣教の話やミサなどを依頼したい共同体がありましたら海外宣教委員会・事務局へご一報ください。

兄弟長谷川・兄弟阿部