フィリピン報告
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兄弟佐藤によると、以前は、山奥や町から離れた海沿いに住む子供たちは、学校にも行けず手話も全く分からず家で体力の続く限り家事手伝いで生活をしていたと言います。そうした子供達が現在、フランシスコ会の大学の構内の高等部に隣接する聾者の高等部と市内の小学校にある聾者のクラスに通学しています。 | ||
カルバヨグの小学校にある聾者のクラス |
カルバヨグの小学校にある聾者のクラス |
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男子学生寮 |
新しい寮建設予定地 |
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しかし、そうした子供達が学ぶためには市内の聾学校に通学できるように、市内に寮のようなものが必要なのと、単に宿泊するだけではなく、同じハンデを持つ仲間達が助け合いながら生活する「聾共同体」が必要なので、兄弟佐藤は現在のデフ・センターのように共同生活をしながら学ぶ場所の設置のために尽力してきました。 | ||
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予定地は海の近くです |
手話ミサが始まる前 |
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主は皆さんと共に |
説教の様子 |
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新しい建設予定地は海のそばにあり、夕方にはこのような夕陽が見られます。 | ||